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 フルーツポンチ
ついていくのがたいへんなのよ。。。

どうして、なのかしら!

小さくて細いけれど
いつも姿勢が良くて
颯爽と歩いている。
だから、
考えたことがなかった、なんて!


もう、
あまり遠出は
しないの。
そういう歳、なのよ。。。

あなたと出掛けるの、
久方ぶりだし、
それに、もうあまりないでしょうから、
来てみたの。

でもやっぱり疲れるわね。


そう言う母の言葉で

フルーツパーラーに入って。
たまさか通りかかって
でも、誘われるように。


なんだか、、、
なつかしいわ。
伯父がよく連れて行ってくれたの。
でも、、、
なんだか、違うわね、
もっと、天井が高くって、
少し離れた後ろに
ポーターさんが控えていて…

そして!
フルーツポンチを頼むの!


フルーツ、ポンチ?

………パフェ、ではないの?


いいえ、ポンチよ!!

ではでは
フルーツポンチを。

園遊会があったとか、
それで
シロップはミントを選んで。







お店がそういうそぶりを
まったくみせないので
気がつかなかったけれど
並んで待っている。。。


そろそろ出ましょうか。
なんだか、
吸い込まれるように入って、
席もたまたま空いていて。


ふふふ、
フルーツポンチに呼ばれたわね。


| できごと | comments(0) | trackbacks(0)
 糸を継ぐ
「へたのながいと、っていうのよ」

え、、、?

「そんなに長くしたら縫いにくいでしょう。」


だってこのくらいいると思って。
足りなくならない?

ふふふ、少し含みわらいをして、
母は
少女のように言う。

糸を継ぐの。

え、?


知らなかった。
いまの私の状況が機会を与えた。
もし神様が罰をお与えになったとしても、
なんて素敵な罰なのだろうか。


そうね、
ここは少し開いて(布地を)出して、…
あざやかに判断して
母の娘時代のスカートを私に
合うようにしてゆく。

いちども
母が針と糸を持って
まして服を作っている姿など
みたことはなかった。

たぶん、
これからもないだろう。私が
罰を受けない限りは!


ほら、ここはまっすぐよ。

と言って、針を手渡されても
私の不慣れな手はいっこうに進まない。



ふふふ、。
それじゃ、一晩かかっても
終わらないわね。


これでもね、ひととおり
習ったのよ。母から、、、あなたの
おばあちゃんね。おふとんまで縫ったのよ。


知らなかった。

もしかして 私が受けていたのは罰ではなくて
素晴らしい贈り物だったの?


| ひとりごと | comments(0) | trackbacks(0)
 水底 みなそこ
底に、いる。
深く、広い。水が張っていて
上からみている時には
すぐに息が続かなくなると
思っていたのに
なんでもない。

仰向けにねる。立ち上がる。歩く。
走ってみる。
なんでもできる。
気が、する。
ただ地上の様子がわからない。
深すぎて。

もうずっと。落ちないようにしてきた。
細心の注意をはらって。でも無意識に。
どうしてあんなに怖がっていたのかしら。
どうして。

うつ伏せになると
視界がしだいにひらけてきて
世界が見えてくる。
天にいるみたい。
背負うものがないから
とても軽い。

どうして気がつかなかったのかしら。
ころもを一枚纏っていれば十分で
溢れさせる必要など
まるでなかったのに。








 
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