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 雨の季節に
  

打ちつけるような雨が、

一時的になのかとにかく止んだので、

外に出てみた。

すずしい風が、ときおり通り抜ける。

すこし歩いてみると、

あんがい気持ちが良い。

それならそのまま歩いたものか

立ち止まって考える。


調子が悪い。のど。

練習のしすぎ?まさか?

土曜日のパーティに向けて

力がはいったの?いまさら?

ひらひらと、セールを告げる旗。7月。

そんな季節だったの。

わすれていたなんてはじめてくらい?

さいごに

お洋服をかったのはいつだった?

それどころか最近、

花の一輪も飾っていない。。。

余裕がない。きっと気持ちに。

何か忘れものをしているようなのだけれど、

思い出せない。

こんな雨の季節に

どうして潤したものだか、

ちょっとわからなくなっている

ようなのです。

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 くちなしの匂い
 

くちなしの匂い。

僕はくちなしがきらいだった。

あの甘い匂い。

すこしはなれたところからも

いやに鼻について覚えず目を見やると

僕よりも、

やや高く白くこちらを見るともなく

つんと咲いている。

僕はくちなしがきらいだ。

あの甘ったるい匂いを、

いったい花に閉じ込めておけないものなのか?

良俗に反するようなものだ、

そんなものにあらわにするのは!

そんなふうに思っていた僕も

いまはまるで自信がない。

僕は僕のなかにとどめることが

できているのだろうか。

なにかもう、すでにこぼれていて

僕の歩いた後ろには、

密やかに音符たちが甘やかな調べの跡を

つけているのではないだろうか

と気が気でない。

 

このまま振り向かずに

あの教会の鐘の音が

なっているところまで

たどりつけるのだろうか。

僕のなかのすべてを

君にあまさず届けられるのだろうか。

 



 

くちなしの匂う季節になると

なんとなく思い浮かぶ心象風景です。

 

 

友人の結婚式で

「くちなしの丘」という曲を
お祝いに弾き語りしました。

KICELL(キセル)、という日本のユニットの曲です。

いつもは、

ボサノヴァやブラジルのクラシック曲を中心に

うたっているので

曲選びはとてもなやみました。

また、いままでは、

既製の楽譜やどなたかに採譜していただいたものを

つかって演奏することが多かったのですが

はじめて

自分でコード(和音)をとり、うたの合間の

ギターちょこっとソロ(独奏)を考えました。

原曲とかなり違うとは思いますが

ブラジルのクラシカルな感じが
少し加わったようです。

たいへんだったけれど

ほんとうによい勉強になり

結婚されたお二人に感謝する気持ちです。

 

くちなし、の花ことばは

「幸せを運ぶ」

「慶びを運ぶ」

とのこと。

6月のすこし水気を含んだ風が

さらに甘くなった香りを

遠くまで運んでくれそうです。

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 鳥へ、またはダリア

 

もうわかっているはずなのに、新たにされない。

思い違いの記憶が残ったままなのは、

小さな反抗、あるいは

内なる犯行なのかもしれない、けれど。




 

「あ、この花。」

「母の日に配られていたのよ。」

「大きな・・・なんだっけ。」

「駅のとこのデパートで。」

「ええと、ほら。」

「造花ですって。」

「...ぼ、た、ん?」

「ダリア。」

「そう。ダリアって思って、ぼたんって言ったの。」

「芍薬ならわかるけれど。葉がちがうじゃないの。
花びらだってバラのように...

「ひらひらしてる。ダリアのはほそい。」




 

わかっている。でも、どうしてかしら?

この間も、
集合住宅の敷地に美しい大輪が開いていて

こころのなかで、あ、ダリア、とちいさく叫んでから

でも、いま見ているのは、ぼたん、じゃないの?って。


 

まちがいをただしたあとも

脳が慣れているほうに変換してしまうのかしら?

なんとなく

まちがいなんてなかったことのように

しようと、働く気がするのだけれど。。。?

 

そう!なかったことにしたいですもの!

 

「うたいたいのはどの曲?」

「...あ、ええと、、、鳥(とり)へ、です。」

「?」

「鳥へです。。。」

「?」

「だから、とり、、、?あ、しま、島(しま)へ、です。。。」

 

「島」という字を思い浮かべながら

「鳥」と発している!

 

ごめんなさい。

 

「島へ」は

武満徹さん作曲、井沢満さん作詞の素晴らしい曲!

大好きです。

たぶんもう、間違えることはないと思います。

ただ、

うたっているときに

ふと、思い出して

おかしくなったらどうしようと、

それが少しだけこわいのです。

 
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 日蝕
 


 

自分の中で大切にしてきたものが

抜け落ちている

ことに気がついてがくぜんとする

ことってあるのだろうか?

 

おひさまが、まんなかをまっくろに蝕まれたように

 

みんなのさわいでいる声や様が

耳や目をすり抜けていって

まるで何事もなかったかのように

うごかなかったの?

 

そんなことがあると

晴れやかだと思っていた心の

どこかが、黒くさえぎられて

光が放たれてないのでは

と不安になるのです。

 

なあんて感じるのは

思いあがりで

はじめから穴があいていたのかも!

スイートなドーナッツみたいに、ね。


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 月夜の自転車
 

わたし、どうして

いきしていられるのだろう?

こんなに、のうのうと。

まるでじぶんじゃない、みたいなのに。

かぜのないよるだから?

つきがおぼろで、

わたしのかげをかくすから?

 

かれの自転車がくるりとまわる。

 

かのじょがよんだから。

声をださずに。自転車を

とめたまま動かない。

前をむいて、

たぶん、視線を動かさない。

 

かれはなんどかくるくる円を描き、

かのじょのほうを見て笑ったの?

それとも困った顔?

わずかにかぶりを振って、

ペダルにちから。力をこめる。

遠のいてゆく。

 

かのじょは動かない。

声をださない。けれど

ちいさなため息が、きこえる、たぶん。

だって、震える空気が伝わって。

想いの上澄みが

胸の下端しに

ひっかかって

影が長い尾をひくのです。


 

ある夜の

散歩中のできごとが

詩のように

こころにふかふかしたままなので

書き起こしてみました。

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 4月になっても
 

4月というのに

嵐のような天気でした。

こんな日はこころもざわめきたって

おちつきません。

雨の止み時をみはからって

外に出ても

足早に用事だけ済ませて帰りたくなります。

でも

またしても片隅に

可憐な花が。

こんな日なのに

買ってしまいます。

 



いやなことや

つらいことがあっても

不思議です。

花を生けていると

いがいがしていた心が

落ち着いてきます。

まえは

そんな気持ちにはなりませんでした。

少しは大人になったのでしょうか?




 

花を生ける、ことの美は

結果ばかりでなく

その過程にもあるもの

なのかもしれませんね。

もしかしたら、
何事にも

通ずることかもしれません。

そんなことを
ぼんやり思うのも
この4月の雨のせいでしょうか。

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 3月というのに

3月というのに
雪が舞い降りる寒い朝でした。

近くに買い物に行くだけで
両手がかじかみます。

でも、なぜでしょう。
小さな花が売っています。
こわばっているはずの手が
すばやく動いて
かごに入れてしまいました。

冷たい手が
温かさを求めて
春を購入したようなのです。




お家で

小さな春をいれる

器をさがします。

 

寒さにほんのり

赤みが差すようです。


 













香緒里

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 かぜをひきました
 

かぜをひいた

すこしまえから、おかしいなと思って

用心はしていたのだけれど、

うっかり、おそわれてしまった

しかも、よりによって、のどを攻めるなんて

たちが悪すぎる!この風邪

 

夜中に

体が飛び上がるくらいの、咳がなんどもでて

腹筋の痛い朝も、

鼻水がつまって、息が苦しくなって

頭の後ろをたたいたりするのも、

つらいけれど、

のどの痛みで目が覚めるなんて

もう、いちばん、いやなところを

攻めてくる、この風邪

 

ふだんから、

外出の時はのどをマフラーで
ぐるぐる巻きにするし、

帰宅時の手洗いとうがいは欠かさないし、

冬から春は毎晩のように
加湿器をかけているのに

どうして、わたしに!戦いを挑むの〜?

もっと!
不用心なひともいるにちがいないのに〜

 

ぶつくさっていないで

処方されたお薬を飲んで

おとなしく眠るしかありません。。。

水も飲めないほど痛かったから

どうなることかと思ったけれど

炎症は声帯には届いていないとのこと、、、

よかった、、、まだ致命傷は負ってない!

勝負ついてないよ?

こんな意地悪な風邪には絶対に
負けたくありません

 

けれど、目をつむって横になっていると

どのくらい、うたえないのかな?

のど、もとどおりになるのかな?

うた、どのくらいへたになるのかな?

と、風邪が不安をあおってきます。。。

 

うたえなくなったらかなしい

スイーツとワインみたいに

それほど上等でなくとも良いから

毎日ないと、ちょっとこまります。

どうやら、私にとって、このみっつは

日々のへこみを、

修復してくれるもののようなのです。

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 不思議のお菓子屋

  

英国に本拠地があるというお菓子ブランド、
といっても実際は日本で製造しているに
違いのないのだけれど、から手紙、
というよりダイレクトメールが舞い込んで、
なにとはなく封を開けてみると、
抽選によりギフトが当たりました、という。

そのお菓子のメーカーに、
あまり見覚えがなく、まして、
なにかに応募した覚えなどことさらないのに、
まあ何事と、こどもじみた好奇心で
手紙を読みすすめてみると、
どうやら、そのお菓子屋は、
もともとどこぞやの貴族がはじめたもので、
その何代目かの当主から、

直筆のカードが届く、ということらしい。



少し拍子抜けした感じもしたけれど、
すぐに、そんなところだろう
という気持ちに落ち着いて、
直筆といいながらもおそらく、
社員が代筆するに違いないし、
そもそも当主というものが存在するのかしら、
と考えると、なんだか可笑しくなって、
くすくすとひとりで小さく笑ってしまった。

  

 

そこで、目が覚めた。
1月から
こんなたわいもない夢でわらうなんて!
ちいさな良いものが
ほんとうに送られてきたような、
そんな気持ちになります。。。
幸せの鍵を運ぶお菓子屋さんだったのかしら、
とはいっても夢なのだけれど!
 
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